部屋の中のガラス
2006年 10月 05日
住宅に使用するガラス(主に外部で)は種類がたくさんあります。
多く使われるのはサッシに入れる透明のガラス、カタ(曇り)ガラス、防火地域で使用する網入りガラス、断熱性能の高いペアガラス、もっと寒い地域ではトリプルガラス、最近流行の防犯ガラス、紫外線をカットするLow-Eガラス・・・など。
こちらの家では、室内に使うガラスにはちょっと面白いものを使ってみました。
昔の家には色々な模様のガラスが入っていたものです。
その模様が、今でも懐かしい思い出と共に、頭の中に焼き付いていたりするものです。
バルコニーに面したサンルームの木製引き戸です。近づくと・・・
このような縦縞模様のガラスが入っています。ここは室内洗濯物干し場にもなるので、視界は通しつつ、ほんの少しだけ近くのものをぼかすようにしました。かなり悩んで決定したところです。
寝室の入口にはドット模様のガラスを
食器棚は・・
A:透明のガラスにして中の食器を綺麗に見せたい
B:いつも綺麗にしておくのは大変なので、中は見えないようにしたい
大きく2つの意見に別れます。今回はその中間といった具合でしょうか。
細かな格子状の模様が入ったガラスを選びました。
階段室に面して作った小窓です。明かり取りと通風が目的です。
ここは奥の窓の景色が見えるように透明のガラスに。
小さな喜びを感じる、ガラス特集でした。
ところで、いまのNHKの朝の連続ドラマは、戦後復興期の大阪が舞台で、主人公は古い日本家屋に住んでいます。その家の建具にはいろんな模様のガラスが使われていて、室内のシーンになるたび、目を凝らしてしまう私です(笑)。
トイレのガラス、明るいところで使われるととても効果的だと思います。
NHK朝の連続ドラマ、今朝見ました!出産シーン。建具のガラスまで注目していませんでした〜今度は気を付けて見てみますね。その前の「純情きらり」も見ていました。冬吾さんが格好良かったなぁ。