一つ屋根の下に

豊四季 2世帯の家(4)

毎日暑い日が続いていますが、現場の工事は順調に進んでいます。
大工さん、職人さんたち本当にお疲れ様です!!

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N さん宅は角地に建っていることもあり周囲からよく見えます。建て主さんのお話しによると、屋根の上の窓は何??という質問が多いとのこと。

正解は・・・

1.小屋裏の換気のため

2.小さな吹き抜けを利用して(煙突の効果)、
 2階のリビングの通風と水回りに光を落とすため


の窓です!


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ご主人がいちばん楽しみにしてる小屋裏空間


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1階のリビングの様子


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2階のリビングの様子


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2階のバルコニーです。

軒を大きく出しました。(窓から1.8メートル出ています)

こうすると夏の昼間、直射日光が室内に入ることがないため室内の温度上昇を防ぐことができます。(冬は太陽の角度が低くなるため、陽射しを室内に取り込むことは可能です。)

少しくらいの雨なら、洗濯物も心配ありませんね!


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軒裏には空気を取り入れるためのスリットがあり、屋根面で熱された空気が棟(屋根のいちばん高いところ)から抜けていくようになっています。


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屋根は、将来太陽光発電パネルを設置することを考慮して南面に対し約30度(いちばん発電効率が良い)の角度としました。

今現在の太陽光パネル設置費用や、発電パネルの性能を考えると、「将来設置できるように準備しておく」という選択肢もおすすめできる考え方です。(我が家もそうしました)

発電パネルを設置する際に、屋根に穴を開けて留め付ける工法が多く行われていますが、私個人的には漏水が少し心配です。今回の屋根形式を選択した理由は「屋根に穴を開けず発電パネルを設置するため」です。



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ここは玄関です。
雨をしのぐ軒下空間があり、天井はヒノキ張りになっています。

家に帰って来たとき、ほっとするような玄関になれば良いなと思います。





建物の外観というと、外壁や窓まわりばかり注目しがちですが
やっぱり日本の家は「屋根」が大事だと思っています。
そこに快適に過ごすための工夫を施したり、省エネルギーで生活するための
設備を設置したり、小屋裏空間を利用したり、ちょっと一手間かけたり....

最近は屋根の存在を消してしまうようなデザイン(真四角な箱型)など
も流行していますので、皆さんの屋根に対する考え方も変わって来ているかも
知れませんね。

私は屋根、大好きです。


>>>現在は外壁工事が進行中です。

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by sora-peso | 2010-09-01 12:05 | ●豊四季 2世帯の家 | Trackback | Comments(0)

自己紹介...丹羽 修(ニワオサム):『双子の家』の住人。NLデザインという設計事務所を営んでいます。このBlogは家づくりの様子、日々の仕事や生活の記録です。


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