太陽の恵み

ぬけ道のある家(3)


ここは屋根の上。

『ぬけ道のある家』では、太陽の恵みをそのまま家の中へ
取り込むために、屋根の工事がとても重要になります。

そのため最近は屋根のてっぺんでの打合せが続いていますので
私も滑りにくい靴を購入する必要がありそうです。

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屋根面で暖められた空気を集めるボックスを取り付けているところです。

角度は30度程ですが上にあがるけっこう高く、滑りやすいこともあり体感としては45度くらいに感じます。

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だんだん仕上がってきました。せっかく暖めた空気が漏れてしまうともったいないので、施工はとても気を遣いながらの作業になります。

(いつでも状況を確認できる体制でいますので、仕事場の目の前が現場というのは助かりました)
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ちょっと分かりにくいですが、この設計図をもとに工事が行われています。

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断熱材をしっかり敷き詰めた後、屋根の上の空気が通る層に、採熱板と呼ばれる金属の板を取り付けています。

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この図は今回採用している『そよ風』のシステムを説明したものです。

屋根面で暖められた空気が床下へ送られて家の中を暖めてくれます。(基礎のコンクリートに蓄熱するため、太陽が沈んでからもじわじわ熱を出してくれます)

そして夏は放射冷却を利用して、家の中を冷やすという使い方も出来るのです。

(図は"環境創機"社のカタログより)

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室内はこのようになっています。

(まだ下地の工事段階です。)

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2階に設置する浴槽が運ばれてきました。
これは「ハーフユニットバス」と呼ばれるもので、下半分だけユニット化されていて、上半分(壁・天井)は現場で好きなように作る。というものです。

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お風呂にはリクエストの天窓が付きます!

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外壁工事も進行中です。

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1週間かけてやっとひとつの面が仕上がりました。
なかなか素敵です。

縦張りは横張りに比べて上下方向の移動が多く、足場を登ったり降りたり・・・予想していた以上に大変でした。でも職人さんが頑張って丁寧に仕上げてくれています。



明日は現場の見学会を開催します。
建て主さんとお申し込みいただいた方々、十数名での見学になりそうですので
先ほど監督さんたちと現場の片付けと吹き抜けの手すりなど
を取り付けて安全対策をしました。

(これからお申し込みの場合は、明日AM8:00までにお願いします)




先日、アトリエ フルカワさんのオープンハウスへご案内いただき、住宅を見学させていただきました。

建て主さんと山を見て、製材所も一緒に訪れ、そんな木を使った家づくりを実現された家でした。私も4月に製材所を見学させていただいた経緯がありましたので、あの木がここに使われているんだ!と思うと安心感というか、愛しいというか、特別な感じがしました。
住人さんご家族にとっても一生愛すべき大切な家になることは間違いないでしょう。
いつか自分もこんな素敵な取り組みが出来るようになりたいと思いました。

(そのお宅も『そよ風』が付いていました!)

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by sora-peso | 2010-11-26 19:11 | ●ぬけ道のある家 | Trackback | Comments(0)

自己紹介...丹羽 修(ニワオサム):『双子の家』の住人。NLデザインという設計事務所を営んでいます。このBlogは家づくりの様子、日々の仕事や生活の記録です。


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