北欧家具と缶コーヒー
2012年 02月 10日
最後の仕上げ工事取りかかっています。
照明が点灯しました!
板張りの壁面を明るく照らせるように照明を配置しました。
(その時々のシーンによって、明かりの強さを調光できます)
木の存在感が増して、メリハリのある雰囲気になりました。
もうすぐグランドピアノが入り、スタジオ気分ですね。
奥に見えるのは寝室です。
廊下を回り込まなくても、リビングから直接入れるように
間取りを変更しました。
これなら風通しも抜群です!!
現場に行くと、職人さんたちが
『この壁、いいね〜!』
と、ニンマリしていました。
コーヒーのディスプレイ?
これはただ飲み終わった空き缶が並べられている訳ではありませんね。
等間隔に、ぴっちり正面を向けてあって。
(みんなこの仕上がりが気に入ってくれて
自分が担当した仕事をうっとり眺めていたんだろうな・・・・
というのが私の想像です。そんな職人さんたちの様子を思い浮かべながら
帰りの車の中で私も一人で"ニンマリ"してしまいました。)
ダイニングには現在お住まいの家にある椅子と照明を設置します。
ご自宅で見せていただいたのですが
30年以上使い込まれてきた北欧の椅子とランプです。
ウェグナーの黒いフレームの椅子、ヤコブセンの黒のペンダントランプ。
どちらもすごく雰囲気があって、大切に使われてこられた様子がうかがえました。
「この家を作ったときに、設計士さんが選んでくれたものなんです。ちょっと高かったけれど(笑)。」
とうれしそうにおっしゃっていました。
お部屋には暖炉があって、キッチンの換気扇にしてもアイアンで製作されたものだったり窓には障子がはめられていたり・・・
丁寧な仕事ぶりにその設計士さんがどんな方だったのだろうと想いを巡らせました。
リフォームのお仕事では、時々そんな出会いがあります。
今では大学教授をされている方の、若き頃のお仕事だったりすることもあって色々勉強になります。
玄関は収納の扉だけを作り直し、奥さまのリクエストで
花を飾る棚を設けました。
少し手を加えるだけでもイメージが変わるものですね。
今週末に完成、お引き渡しです!
【お知らせ】
先日、同じく柏市内でマンションのリフォームをされた
Oさんのお宅の取材がありました。
お忙しい中、家の中を見せていただきありがとうございました!
雑誌は2月22日に発売になるそうです。お楽しみに。