沖縄 1
2013年 01月 10日
70年代に設計された建物で、設計は"象設計集団"
風を通したり(風から守ったり)太陽の光を遮る工夫が、
沖縄の建物では非常に重要なことなのだと思います。
まちを歩いていても景色は私の住んでいる地域とはまるで違いました。
そしてみんな自分たちの風土の中で
とても自由に建物を作っているように感じました。
私がまだ学生時代に、夏休みを利用して北海道の帯広にある象設計集団のワークショップへ参加させていただいたことがありました。廃校になった学校が彼らのアトリエになっていました。フェリーに乗って(30時間以上かかったような)はるばる訪れた先で、「君たちは都会で建築を勉強しているけど、さまざまな雑音に惑わされてしまってかわいそうだね」と言われたことがとても印象に残っています。建築をつくることって、どういうことなんだろうと若かった私は一生懸命考えました・・・
学校なのでグラウンドがあります。
象設計集団の所員のみなさんはサッカーが大好きで、休憩時間にサッカーの試合が始まりました。私はコーナーキックのボールへ合わせたヘディングシュートがたまたま決まり、所員にスカウトしてもらえました。「うちはサッカーができれば合格」だと言っていました。
当時は冗談だと思っていましたが、今になって考えてみると少し本気だったのかも知れません(笑)だって建築をつくり続けていくには体力がとても必要だと日々感じるし、やっぱりチームプレーなんですよね!建築は。
そんな経験があり、ぜひとも訪れてみたい建物でした。
→建物の概要について