ショールーム
2005年 11月 18日
「設計事務所の者です。見学させてください。」
と挨拶して店内へ入ると、とても丁寧に商品の説明をして下さりました。こちらの鍵(錠前)は古くから国家の重要施設や銀行、ホテルなどで採用されていて、その製品の確かさと信頼は特別なものとなっています。刑務所で使われているという鍵などは特殊な細工が施されていて、これはピッキングが得意な刑務所内の泥棒たちもかなわないだろうなあと思いながら観察。使い込んで真っ黒になった真鍮製の金具やドアノブが展示されていて、とても心を引きつけられます。2階には世界中から集められた古い鍵のコレクションを展示してある資料室があり、こちらも大変興味深いものでした。
長い歴史と高いクラフトマンシップを感じることができる素晴らしいショールームです。
先月から今月にかけて、仕事の合間に多くのショールームを廻っています。主にはキッチン・浴室・トイレなどの衛生器具、タイル、照明、塗料、建築金物、窓など20〜30社を見学したと思います。
カタログやインターネットだけでもそれなりの情報が集まる世の中ですが、出来るだけ自分の足で良い製品を探してお客様に紹介したいと思っています。
実物を見ないことは自分にとってとても怖いことです。ですからショールームへ行かれない場合はサンプルを取り寄せて検討を行います。