不思議な朝の来客
2006年 09月 07日
コラッ−と言ってネコを追いかけて戻ってみると、もう小鳥はそこに居ませんでした。
片方の羽をやられてしまっていたので、飛べなくてまた襲われるのではと心配していました・・・
そして今朝の不思議な出来事です。
いつものように朝食を食べていると、すぐ隣のキッチンで「カタ、カタ、」と何かが動いている音がしました。ん、何だろう・・・?
近くへ行ってみると、なんと、昨日の小鳥が目の前にいるのです!!!
これには驚きました!!!
家の中をぴょこぴょこ歩き回って、こちらへ近寄ってくるのです。
玄関に行って、私の靴の中に入ったりしています。
やはり飛べないらしい。よくぞ無事だったな
それにしても不思議なことは、どうしてうちが分かったのだろう?どこから入ってきたのだろう?窓は全部閉まっているし、不思議で不思議でたまりません。こんなことってあるのですね。
果実をあげたらすぐに食べてくれました。
私のまわりを歩き廻っていて、全く逃げるような気配はありません。
ケガが治るまで、しばらくうちに居てもらう事にしました。
早く治って、また元気に自然に戻ってほしいと思います。
(調べたところ、シジュウカラという鳥の子供のようです)
こっそりお家まで後をつけていたのかも?
うちも昔、怪我をしたモズを家で看病(?)してたことがあります。
ワーって、手から外に放しても、しばらくするとまた、空から私の手に戻ってくる、かわいい子でした。
が、ある日、そのまま戻ってこなくなってしまったのです。
さみしかったけど、自然に戻ったほうがいいんだろうなーって無理やり納得したことを思い出しました。。。。
慣れると離れるのがさみしいけど、早く元気になるといいですね!
それから数時間後に、小鳥は息をひきとりました。
急に動かなくなり、エサも口にしなくなりました。最後は外の木の上にのせてあげたのですが空を見上げて、ゆっくり目を閉じて眠ってしまいました。
助けることが出来ませんでした・・全く飛べない状態で外にいたら、他の動物に襲われてしまうと思った自分の考えが間違っていたかもしれないという後悔の思いでいっぱいです。自然界の法則にまかせて、手をさしのべないほうが良かったのかと。
キッチンで小鳥と出会ってからすぐ、小鳥の飼育歴数十年の父のもとへ様子を見せに行きました。私には元気に見えたのですが「たぶん助からない・・」と言われました。
今思うとネコに襲われて一晩経ち、出会ったときには既にとても衰弱していたのだろう。最後の力を振り絞って私のもとにやって来てくれたのだろう・・・・・
humちゃんも書いていますが、ことりさんはお礼を言いにあらわれたんですね。
丹羽さんに最後に会えて安心して眠れたと思います。おいしい果物も食べれてうれしかったと思います。