オープンハウス2日目・アウトドア編
2006年 10月 11日
2日目は、これから家づくりを検討されている方、以前に私共で設計を担当させていただいた方、近所の方、友人や家族など13組・計26人と、多くの方々が来てくれました。
本当にありがとうございました。
【オープンハウス2日目の様子】
3回に分けてご紹介したいと思います。
今回は『アウトドア編』です。
庭からの眺めです。ご近所の方々がよく訪れる家なので、デッキ材で作った長い縁台は重宝することでしょう。お昼はここで蕎麦を食べました。
ここは倉庫です。(壁は杉板)
正面のサッシを開けると目の前は駐車場。釣り道具をすぐに車に詰め込んで出掛けられます。6帖のうち3帖が土間で、もう3帖が板間になっています。土間には庭の道具や車のタイヤなども入ります。板間部分はキッチンとつながっている便利な収納スペースです。
倉庫もワークスペースと並んで、男性から人気が高い場所でした。
杉の木も評判が良かったです。
デッキを敷いたバルコニー
表札は瓦で作ってもらいました。洗い出し仕上げの門柱に良く似合っています。
門柱に開口をつくり、足元に玄関灯の光が落ちるようにしました。
そこに小さな花壇をつくって「ムラサキシキブ」を植えました。
玄関前は落ち着いた雰囲気に仕上がっています。
おうちの顔だし、こういうところで差がついたりしますよね、きっと。
最近の新しく建った家は、これでもかと新しい要素を盛り込んでいるものが多いので、かえってこちらの家の方がシンプルで新鮮に感じるかも知れません。
あるお客様より質問がありました。「和風の家なのに、どうして和室がないのですか?」
理由は、この街に畳屋さんがないのです。職人の高齢化、日本の家の畳の需要が減っていること、これは深刻なことです。畳屋さんなんて探せばどこにでもあるのでは?と思われるかも知れませんが、あったかい下町で生きてきたご主人様は人の付き合いをとても大切にします。それでこの街に畳屋がないなら諦めるということに。
引っ越し業者にいたっても誰でもいいわけもなく、お知り合いが忙しくて手が回らないので、私も行ってお手伝いしてきます!!