ライトコートのある家
2009年 05月 15日
4月から工事が始まっている習志野市のKさん宅が上棟しました!
敷地は、京葉線の新習志野(ディズニーランドのある駅から5つ目)
に位置し、もとの大きな宅地を2つに分けた奥の部分です。

周囲が建物に囲まれていることもあり、建物にどのように光や風を取り入れるかについて建て主さんといちばん話し合いました。(プライバシーの確保も大事)
終盤の頃には、千葉の大工さんのお宅に皆で集まって打合せを重ね、
倉庫の在庫品をうまく使わせていただくことや、建て主さんにも
色々ご協力いただき、コストの問題も乗り越えることができました。

地鎮祭の様子です。
いよいよ工事が始まります!

←地盤の補強工事を行いました。
下の写真は基礎工事の模様です。
丸く囲った部分がライトコート(光を取り入れるための中庭)です。
全体はこの小さな中庭をコの字に囲う間取りになっています。


いよいよ上棟の日をむかえました。
敷地入口が狭く、レッカー車で材木を上げることが出来ないため大工さんたちの手作業になりました。
「大変!大変!」と言いながらも大工さんたちはチームワーク良く、なんだか楽しそうに作業を進めています。
(左側のお宅は既に完成しています)

やはり気になるのは
この中庭部分!

ここは2階のリビングの風景です。
中庭を挟んで、グリーンのシートがかかっている屋根の部分が浴室と洗面所です。
屋根の上から光が入ってくるように角度や高さを計算しました。出来上がりが楽しみです。

光が入るように計算されているというのは驚きです。具体的にどのように計算されてるのですか?
ところで、トップページにコンテンツがありすぎてよく分からない・・ですね・・
色々悩んでいらっしゃるというと、まだ間取りを計画されている段階ですね、きっと。
光がどの季節にどんな角度で入ってくるかは"ある程度"計算できます。でも部屋は箱のように、実際は立体になっていますから反射もするし、窓から見える風景が『真っ暗なとなりの壁』、『明るい空』、など印象も全く異なってきます。
好みの明るさや、どの程度を明るいと感じるかは個人差もありますので、1件1件よく話し合った上でその敷地とそこに住む人に適した光を家の中に導けるよう計画しています。(ですから具体的な方法、というもののはないのですね・・)
ホームページはご指摘の通り、整理が出来ていなくて私も同感です!いつか時間がとれたら内容を整理してもっと見やすくしたいと思います。