阿佐ヶ谷の家へ
2011年 01月 31日

完成から1年経ってみて驚いたことは、板張りの浴室がとてもきれいだったこと!完成当時のままといったら大げさですが、そのくらい奇麗にお使いいただいていました。建て主さんのお話しでは、入浴後はワイパー状のへらで水を切るようにしているとのことです。また、換気がしやすいよう工夫した窓の効果も大きいようでした。我が家は残念ながらユニットバスなのですが(使用して2年経過)、壁のパネルはきれいでも、継ぎ目のシリコン材がどうしても黒ずんできています。あまりの違いに驚きました。
リビングにはソファーが入っていたり、今後の家の使い方についてご相談があったり。玄関の木製の戸は少し動きが出ていて調整が必要になりました。家も人の生活も、時間と共に変化していくものです。長い時間をかけてお付き合いして行くことになりますね。
お土産にどら焼きをいただきました。(大好物です!)
ありがとうございました!
緑のカーテンとヒノキの浴室
2010年 07月 11日
『阿佐ヶ谷の家』へ立ち寄りました。

3階の窓の手すりまでひもが延びていて、緑のカーテンが成長中です。(今頃は立派なカーテンになっていることでしょうね)小さなスペースでもこれだけ色々な楽しみ方ができるものだと感心してしまいました。

今後の成長も楽しみですね!
4月にご訪問した時のこと。
この日はご家族皆さんの集まりに招待していただきました。
(穏和で静かなお父さまと、楽しい(ビールも豪快!)お母さまの
すっかりファンです。)
みんなお酒がはいったところで、
「せっかくなのでお風呂どうぞ!!」
と皆さんからすすめられて・・・・

最初は遠慮したのですが、こんな経験はじめてです!
でも、このお風呂の体験は貴重なものになりました。
ヒノキのお風呂は最高でした。
うまく口では説明できませんが、我が家のユニットバスとは
まるで違うものでした。将来リフォームするときは私も
ヒノキの浴室にしよう!と決めました。
お礼が遅くなってしまいましたが、Hさん、ご家族の皆さま
本当にありがとうございました!
いよいよ明日・・
2009年 11月 13日
明日11月14日(土)はいよいよオープンハウス開催の日です!

夜の風景

時間は午前10時から午後4時頃を予定しています。
それでは、阿佐ヶ谷の家でお待ちしています。
【追記】
本日はお昼前後に雨が強く降るとの予報ですので
開催時間を少し延長いたします。
午前10:00 〜 夕方5:30頃まで
よろしくお願いします。
オープンハウスを開催します!
2009年 11月 06日

外壁の工事がほぼ終わった状態です。
ブラウンの外壁になりました。
外壁材の最終決定の時には、建て主さんと一緒に西柏台のOさん宅を見学させてもらいました。(ありがとうございました!)
(内覧会へお越し頂いた方は覚えているでしょうか・・・西柏台のお宅の隣に中華屋さんがあったのですが、その後リフォームをされて大変身!!今朝放送の『建もの探訪』に出演されたそうです!)

リビングには小さな吹き抜けがあります。
そこに小さな窓を付けました。
切り取られたように空が見えて、効果的に光が入ってきます。
(上の写真の緑の丸印)

こちらのお宅には、カーテンは1つもつきません。
リビングも、寝室もみんな障子です。

障子はすべて窓の脇へ引き込めるようになっているので、開け放つと開放感があります。
(寝室の壁は『ルナファーザー』というウッドチップをすき込んだ紙クロスで仕上げました。)

3階の寝室から吹き抜けに面して、これまた小さな窓を作りました。
建て主さんが探してこられた、かわいらしいガラスが入ります。

ここからは水回りのご紹介。
キッチンを製作中。
本体は大工さんが作って、ステンレスカウンターをのせます。
ここも建て主さんがこだわった部分。

食器棚です。
引き出しをつけて、ちょっと細かいものも収納できます。

家の各所の収納については細かく打合せを行いました。できるだけ家具を置かない生活が目標!
とのご要望を受けて、十分な収納が確保されています。

トイレの手洗い。
カウンターも棚もシオジの材を使いました。
タオル掛けやペーパーホルダーも木製で優しい雰囲気になりました。
【オープンハウス開催のお知らせ】
建て主様のご厚意により、内覧会を開催させていただくことになりました。
敷地面積約10坪、建築面積6坪 の狭小3階建て住宅。
室内はどこか『和』の雰囲気が漂うかわいらしい家です。
皆様のご来訪お待ちしています!

■日時:2009年11月14日(土曜)AM10:00〜PM4:00頃まで
■場所:東京都杉並区
(JR中央線『阿佐ヶ谷』駅より徒歩3〜4分です。)
■申込み:お電話、又はメールにてご連絡ください。
案内図をお送りさせて頂きます。
(お名前・連絡先・お越しいただける時間帯をお知らせください。)
→メールする
ヒノキの浴室 と シオジの板
2009年 10月 25日

室内の様子です。
ここは2階のリビングです。南東方向に向かって連続した窓があります。(ここには障子が入ります)

長い材料が入らないため大工さんはかなり大変、ありがとうございます。
(床と天井に穴を残しておいて、ここから1階と3階へ運ばれていきます。)

シオジの板です。
建て主さんのご両親様が届けてくれました。(玄関の框、洗面台、飾り棚などに使わせていただきました。)

建て主さんからのリクエスト、
ヒノキ張りの浴室です!
やはりお手入れの問題がありますので悩まれていましたが、思い切って決断。
とても清々しい香りがします。

浴槽を設置するとこのように。
床はタイル(サーモタイルという、あまり冷やっとしないタイル)で仕上げます。

外側はこのように。
防水シートと、壁の中の湿気を逃がすための通気胴縁が貼られています。
最後にブラウンの金属板(ガルバリウム鋼板)で仕上げが行われます。
(11月14日・土曜日にオープンハウス開催予定です。
詳細はまた後日に。)
阿佐ヶ谷の家
2009年 06月 17日
2007年12月。
候補の土地が見つかったという建て主さんからの連絡を受けて、
私が初めてこの土地と対面した日の写真です。

事前に資料をいただいていて、
面積はわかっていたつもりですが・・・
久しぶりに衝撃を受けました。
土地の面積は約10坪!!
建ぺい率が60%の地域ですから、
建築面積は6坪が限界。
狭小敷地との挑戦の始まりです。
建て主さんと最初にお会いしたのはその半年ほど前でした。
(これまで面識はなかったのですが、学校の(それも建築学科の)先輩なのです!)
「土地を見つけて、ちっちゃな家を建てようと思う」
というお話しでした。

じっくり約1年間の話し合いからいよいよ設計がまとまり、工務店さんも決定し申請の準備が始まりました。
ご近隣の方々へ設計説明を行い、敷地に工事の内容を伝える看板を設置しました。

敷地の調査結果から、地盤の補強を行うことになりました。

基礎の鉄筋を組んでいます。
小さいからといって、工事が簡単な訳ではありません。
しっかりと工事を行います。

車を停めるスペースや、材料を置くスペース、
材料を加工するスペース・・・
現場の方々はいつも以上に苦労することも。
工夫しながらの作業です。

待ちに待ったこの日。
その姿をご覧になって、建て主さん、ご家族の皆さんがとても嬉しそうでした。
きっとここまで、色々な心配も多かったのだと思います。
私もとても嬉しく思いました。

信頼して設計を任せていただいたことを感謝します。ありがとうございました!
ここでひと息つきたいところですが、これからが家づくりの本番です。
秋の完成を目指してがんばりますので、どうぞよろしくお願いします!