お便りありがとうございます
2015年 09月 22日




「畑のある家」・・・その後の様子
2011年 11月 07日

暑かった夏が終わり、少しずつ庭づくりが始まっています。



(ちょうど和室の掃き出し窓から観察できます)

リビングの様子が見えていますが、ダイニングテーブルは建て主さんD.I.Yです!
(椅子は宮崎椅子・PePeチェアー)
すっかり新しい家での生活にも慣れたご様子で、ひのきの床がとても気持ち良いことや、雨の日でも洗濯物を出したままにできるバルコニーが便利だったこと、真夏の夜はエアコンを付けずに寝ることができるようになったこと(以前の団地では必ずタイマーを付けないとだめだった・・)、広い土間でマンテンバイクをバラしてメンテしましたよ・・・・なんていうお話しをうかがうことができました。下のお嬢ちゃんは梁からブランコを下げて楽しそうに遊んでいました。お姉ちゃんは学校の新体操部でがんばっているようです。
1階と2階をつなげる大きな吹き抜けがあるので、これから迎える初めての冬はどうでしょうね。と心配半分、楽しみな気持ち半分といったご様子でした。(またその時は感想をお聞かせください!)
楽しそうに生活されている様子を見て、ほっとして、そして嬉しい気持ちで家に帰ってきました。
Tさん、「梨の木はそういう意味だったのね〜」って、あとで分かりました(笑)
またおじゃまさせていただきますね!
ありがとうございました!!
大公開!畑のある家
2011年 07月 20日
日曜日のオープンハウス、猛暑の中お越し頂きました皆様
ありがとうございました!
ありのままを体感していただこうと思い、エアコンはつけずに
扇風機1台だけで・・・
どうなることかと少し心配しましたが、「風が通って気持ちいいですね」
という感想をいただきました。


それは裏の畑がある北口まで通り抜けができる『土間』です。

(ちょっと楽しい気分になります)

荷物を置いたり、靴を履くときも便利。














寝室から人の出入りがさりげなく見える窓です。右の机は寝室の一角に作り付けた奥さま専用のスペース。

衣類だけでなく、家族皆の布団なども収納できます。
荷物の中にギターがありました。てっきりご主人のものと思っていたら
奥さまが演奏されるとのことでびっくり。多趣味のTさんご家族です。

床にはヒバ材の簀の子が敷かれています。


窓からの風景

(図面を書きながら楽しみにしていた窓です。)
こちらの家の最大の特徴はやはりこの立地です。
都心に通勤できる範囲でこれだけの自然に囲まれた生活が
出来る場所があるのですね。
これまでお住まいだった集合住宅では出来なかったことを
思い切り楽しんでいただきたいと願っています!!
(アレルギーのお悩みも改善できると良いです。)
翌日はカーテン・ブラインドの取付が行われ
建て主さんが写真を送って下さいました。


今週末はいよいよお引っ越しですね!
暑い中大変だと思いますが頑張ってください!!
完成・おめでとうございます!
2011年 07月 13日
千葉市の完了検査を終え、ようやくほぼ全ての工事が完了しました。
こちらの敷地は市街化調整区域に分類されていて、建物の建設が制限されている地域でした。地目が農地だったこともあり、複雑で時間のかかる申請手続きをいくつも行う必要がありました。建て主さんにおかれましても、特にスケジュールの面では大変ご苦労されたと思います。

土間に飛び石(木)が設置されました。
居間から洗面所へいく時は(お風呂に入る時も)、土間の上をぴょんぴょん渡っていきます。

勝手口の向こうに広がる畑の風景。
ベンチに腰掛けて眺めてみると
「Tさんにぴったりな、家が出来たなぁ〜」
そんな思いがじわーっと込み上げてきました。
Tさんが最初に私の仕事場を訪ねてくださったのは1年半前。
打合せ初期のメモを読み返してみると・・
・これまで転勤がとても多かった
・現在は団地住まい
・畑をやりたい
・アウトドア用品が多い(カヌーが2台ある)
・工具が多い
・アイロンをかける場所が欲しい
・大工さんは決まっている(ご親戚)・・・・等。
こんな写真を送ってくださったのもTさんでした!
>>>四万十川
長い期間お付き合いいただきまして、本当にありがとうございました!
(そして、お疲れ様でした!)
工事を担当していただきました大工さん(富津市の藤平住建さん)
色々とお世話になりました!
完成おめでとうございます!!
今週日曜日はオープンハウスです。
前回のご案内では駅名を書き忘れていました。
最寄り駅は、千葉モノレールの「スポーツセンター」駅です。
そこから徒歩10分程。
地元では天台球場と言った方が分かりやすいかも知れませんね。
(詳細はお問い合わせください→ info@nl-d.jp)
すぐ近くには千葉市動物公園があります。(ひとつ手前の駅)
お子様と一緒にぜひ!観覧車が目印です。
(建て主さんのお話しでは、夜静かになると「ガォー」と動物たちの声が家で聞こえるそうですよ)
※見学お申し込みは前日の土曜夜までにご連絡をお願いします。
※暑さ対策お忘れなく!
オープンハウス開催します!
2011年 07月 02日
いよいよ現場は完成を迎えようとしています。

最後の大詰め。
現場に職人さんたちが集結しています。

まだ6月ですが関東地方は猛暑です。
トラックの荷台で、大工さんがバルコニーに敷くスノコを製作中。

ちょうどお昼頃の写真です。
リビング南側に設置した庇のおかげで、直射日光が部屋に入ってきていないことが分かります。
部屋の温度がまるで違いますよ!!

大きな小屋裏収納があります。
断熱をしっかりしたことと、換気窓を付けてあるので
暑くていられないほどではありません。

窓の外は、大好きな風景!
私も子供の頃は家の前がこんな風景でしたので
なんだか、とても落ち着きます。
本日の現場の様子です。

建物はほぼ完成!あとは外構です。
外構は建て主さんが少しずつ手を入れていくことになります。

玄関の通り土間です。
今はとりあえず、洗面所へいくためのスリッパが置いてあります。
(左手前は分厚い板で作ったベンチ)

居間空間です。
室内は畳敷きの部屋が3つ。それ以外は全てヒノキのフローリング仕上げです。
清々しくて、とても良いです。

2階から居間を見たところです。

本日は建て主さんご家族皆で床のワックスを塗りました。
(蜜蝋ワックスを塗りました。塗ったことのある方はお分かりだと思います。「C種」はとても塗りやすそうでした。)
一日で家中全て完了。お見事でした!!
(奥さまのご実家はペンキ屋さん)
お疲れ様でした。今夜はゆっくり休んでくださいね。
【オープンハウスのお知らせ】
建て主様のご厚意により内覧会を開催させていただく事になりました。
■日時:7月17日(日曜) 10:00〜17:00頃
■場所:千葉市 稲毛区
■アクセス:敷地内に駐車が数台可能ですので、車が便利です。
(電車の場合、JR千葉駅でモノレールに乗り換え+徒歩。
又はJR稲毛駅からバス+徒歩)
■申込み:参加人数、当日の連絡先など明記の上、
こちらへご連絡ください。後程詳細をお送りいたします。
>>>申込み
暑い時期に外出は大変ですが、ぜひお越しください!
足場が外れました
2011年 06月 24日
これまで建物をぐるっと囲っていた足場が外されました。

白い外観は、建て主さんご家族からの最初のリクエストでした。
(外壁はガルバリウム鋼板)
これからウッドデッキをつくって、完成まであと少しです。

下足入れの他に、工具や趣味のアウトドア用品を収納する場所(右奥)、いちばん奥(左)は食品庫へつながります。自転車の整備などもここで行うとのこと。楽しみな場所です。
土間をきれいに仕上げて、もうすぐ完成。

内部もだんだん仕上がってきました。(ここはダイニングです)

建具屋さんが作業をしています。暑い中での作業はとても大変です。
「この道50年。もう歳だから、この仕事で最後。」
と笑いながら言っていました。そんなこと言わずに
涼しくなったらまた元気に頑張ってくださいね!
通り土間
2011年 06月 06日
工事がだいぶ進み、大工さんの工事は終わりに近づいてきました。
間取りもほぼ分かるようになりましたので、室内をご案内させていただきます。
こちらのお宅の大きな特徴のひとつ、玄関の土間です。

玄関を入ると土間が家の北側までつながっていて、奥に見える勝手口からも外へ出られるようになっています。
土間は居間と水回りの中間にあるため、トイレに行くときは飛び石の上を渡って行きます。
当初このプランを提案させていただいた時は他にも案を用意していて、この案は面白いけれどきっと選ばれないだろうな・・・と思っていました。ところがその夜のうちに連絡があり、お子さまたちもとても気に入ってくれたとのことで採用になったのです!

キッチンのとなりにある食品庫。
土間からも直接入れる便利な場所にあります。

居間の一部は2階まで吹き抜けになっています。

居間の南側に設置した大きな庇。

吹き抜けの中を階段であがると、読書コーナーに出ます。家族が並んで座れる長い机と書棚を造り付けました。
読書コーナーは2つの子供部屋と両親の寝室との中間にあります。
2階へ上がる目的が個室に籠もることだけにならず、吹き抜けを介して居間ともつながっているので家族皆の気配が感じられる場所になると思います。

ここは奥さまの家事用コーナー。窓の外には畑の景色が広がっています!

現場からの帰り、材木を仕入れに行きました。玄関につくるベンチ、ちょうど良いものに出会えました!
ブルー
2011年 05月 04日
工事はなんとか進行しています。
外壁はガルバリウム鋼板になりますが、震災後の影響で
サッシの部品の一部がそろわないため工事ができず
到着を待っています。

屋根は深いブルーの色で、海に関係するお仕事をされている建て主さん
ならでは。写真では少し分かりにくいですがとても良い色だと思います。
(外壁はまっ白になる予定です。)
車もカッコイイ青のRX-7!!
私も青は大好きな色です。
先日玄関灯を決めるお話しをしていたときに、マリンランプはいかがでしょう?
と提案したところ、家に帰ってきたときに仕事のことを思い出してしまうから
やめておきます(笑)・・というお答えでした。たしかにそうですね。

家の南側です。
リビングの窓の前には大きな庇をつけることを提案させていただきました。
(赤い矢印部分)
デッキができるのでその雨除けと、夏の陽射し対策です。
これから夏に向けた節電対策のことがテレビなどでよく取り上げられて
いますが、エアコンの設定温度を上げたり、窓に断熱効果のあるビニール
クッションを貼ることなどよりもはるかに大きな効果があると私は考えています。
こうしたことは、はるか昔・電気がない時代から日本で培われてきた工夫ですから!

周囲に広がる畑、とても気持ちの良い眺めです。
電車で現場に行くときは、バス停までの道のりを近道するために
この畑の中のあぜ道を通っていくのですが、土の匂いや
タンポポの花など見つけてとてもなつかしい気持ちになります。

ヒノキの床板
室内はほぼこの材を使います。

フローリングの工事が始まりました。
現場に入るとヒノキの清々しい香りがしてきます。
とくにノコギリで切った時はとても良い香りが広がります!

ユニットバスの施工が終わりました。
大震災で工場が被災し、ユニットバスやキッチンなどの設備類も出荷がとても困難と聞いています。

現在は断熱材の施工を行っています。
全ての量がそろわないため、とりあえず入手できた部分を進めています。
この『断熱材の不足』については、実は震災前から
日本中で深刻な状況でした。
原因は"住宅版エコポイント(最大30万ポイント)"によるものだと思われます。
ポイントをもらえる家にするためには規定を満たす性能を証明できる断熱材の使用は必須条件になります。そのため断熱材メーカーはたくさんあるものの、その基準の数値を出せる商品だけに注文が集中してしまい全国的な品不足が発生してしまったのです。それまで注文してせいぜい1週間で現場に納品されていたものが3ヶ月も待つような状況でした。これでは職人さんたちがどんなに頑張っても、工事が大幅に遅れることは仕方ありません・・・
※最後に注意点
いつも建て主さんにはお話ししていることですが、断熱材をたくさん入れたからといってそれは良い家の条件ではありません。たしかに断熱材はとても重要で私も力を入れて設計していますが、夏に涼しい風を送ってくれるわけでもないし、冬に発熱してくれるわけでもありませんのでそのことをお忘れなく。上の方にも紹介したように庇で陽射し(熱)をコントロールしたり、窓の配置の工夫で風通しを確保したり冬場の暖かい陽射しを取り入れたりするような工夫、まずはそのことに力を入れることが設計上とても重要になります。(「パッシブデザイン」などと呼ばれたりします)その上で断熱材や断熱窓を組み合わせることで快適な家になります。
でもそうした工夫をした快適な家でもエコポイントはもらえません。
この家は風通しが良いですね。
夏はエアコン無しでも涼しいですね。
こうしたことは判断の基準が難しいからでしょうね。
上棟しました
2011年 03月 29日
東北地方を襲った大震災から5日後の3月16日
畑のある家が上棟しました。

余震が続いている中、心配しながらの作業になりましたが
無事に作業を終えることができました。
写真は大工さんが棟飾りと、竹でつくった弓矢を
屋根の上に取り付けているところです。
(弓矢は魔除けの意味があるそうです)
お清めをしてから、少量の餅を撒き
ほっとした大工さんの表情が印象的でした。
この日をずっと楽しみにされていた建て主さんは
残念ながら仕事の都合で立ち会うことができませんでした。
今の状況ではどんな職場もたいへんな時だと思います。
これから完成に向けて、私たちの職場であるこの現場を
しっかり守っていきたいと思います。
畑のある家・着工しました
2011年 01月 27日
先週末、千葉市の『畑のある家』の地鎮祭が行われました。

こちらの地域は「市街化調整区域」といい、建物を建設するためには特別な許可を取得しなくてはならない場所でした。そのため役所への申請手続きにだいぶ時間がかかりました。また、建て主さんがこの敷地を取得してからこの日を迎えるまでには様々な諸事情がありたいへんご苦労されました。ですからご家族皆さんにとって特別な日だったと思います。

1月の下旬、そのうえ風の通りがとても良い場所だったのですが、ご両親さまが用意して下さった座布団がとても温かく感じて寒さをしのぐことができました。ありがとうございました。
いよいよ工事が始まりますね!
頑張りますのでよろしくお願いします!

さっそく翌日から工事が始まりました。
行われているのは建物の位置や、高さの基準を決める作業です。
大工の親方は、建て主さんのご親戚です。(富津の大工さん)
そのため今回の工事に携わる方々は、ほとんど富津の職人さんたちです。
南の方に行くとのんびりした方が多いと聞きますが
この現場に限っては、それは「正解」です!
私は心の中でイタリアのオジサンたち、とネーミングして
そのようにお付き合いしていこうと決めました。
楽しい現場になりそうでとても期待しています!

(ここはリビングルームになる線です)